邪鬼を払い、無病息災を祈る節分。節分の日前後は京都の由緒ある神社や御寺で多種多彩な節分祭が催されます。
京都市で節分祭と言えば吉田神社や壬生寺ですよね。
【吉田神社節分祭】
日程ー2月2日(木)~4日(土)
2日 8:00~前日祭、疫神祭、18:00~追儺式
3日 8:00~節分大会、23:00~火炉祭
4日 9:30~後日祭
料金ー無料
吉田神社の節分祭は歴史ある一大行事みたいですよ。毎年約50万人が訪れるらしいです。そして2日、3日は参道周辺にはたくさんの露店(約800店)が立ち並びます。
2日は前日祭や疫神祭などの神事が行われ、夕方から追儺式があります。追儺式は鬼やらい神事とも言われています。赤、青、黄色の鬼が境内を練り歩きます。その三匹の鬼を方相氏が追い払います。大迫力で見応えがあります。しっかり見たい方は始まる時間の2時間前から並んで場所取りをした方が見えやすいみたいですよ。
また、3日の火炉祭も見応えがあります。たくさん集められた古いお札やお守りに火をつけると一気に燃え上がり、巨大な太い火柱ができます。あんまり近寄り過ぎると危ないので注意しましょう。
そう言えば、200円で抽選券付き福豆が販売されているのですが、かなり豪華賞品が当たるようですよ。
【壬生寺 節分会】
日程ー2月2日(木)~4日(土)8:30~21:30
2日、3日13:00~20:00(毎時0:00開演 1日8公演)壬生狂言『節分』
料金ー無料
4日 ぜんざいの無料接待
壬生寺の節分会は900余年もの歴史を持つと言われています。吉田神社同様こちらも境内や周辺には露店が多数立ち並びます。
壬生寺の名物の素焼きの大きなお皿は筆で名前などを書いて厄除けを祈願します。
この大量のお皿は壬生狂言の最初の演目の時に舞台から落として粉々に割って厄払いとするようですね。節分会の壬生狂言は無料で見ることができます。また、4日の日も先着でぜんざいの無料接待があるようです。
この他にも京都の社寺では色々な節分祭が催されます。寒さに負けず節分祭に出かけて邪鬼や厄を払い、無病息災を願いましょう。